奮戦情報

  • 2021年08月03日
    大野辰哉県議会議員のセクシュアル・ハラスメント行為についての声明

日本共産党高知県議会議員団は、過日報道された、大野辰哉・県議会議員のセクシュアル・ハラスメント行為について、以下の通り、声明を発表いたしました。

 

大野辰哉県議会議員のセクシュアル・ハラスメント行為についての声明

 

2021年8月3日

日本共産党高知県議会議員団

団長 塚地 佐智

 

 大野辰哉・県議会議員(県民の会・無所属)が、昨年12月に県内女性に対し、首筋にキスをするなどのセクシュアル・ハラスメント(性加害)行為を行ったことが新聞報道等で明らかとなりました。セクシュアル・ハラスメントは、被害に遭われた方の人権・人格を著しく傷つける行為であり、決して容認されるものではありません。大野氏も、事実関係を大筋で認め8月2日、議員辞職願を提出するに至りました。今後、報道やSNS等などを通じて、被害女性に対する二次加害が起こることのないよう、関係各機関の適切な対応を願うものです。

 高知県議会基本条例では第28条政治倫理において、「議員は、高い倫理的義務が課せられていることを自覚し、県民の代表として良心及び責任感を持つとともに、品位の保持に努めなければならない」と規定しています。今回のセクシュアル・ハラスメント行為は当該規定に抵触し、不適切なものです。また、その行為は、高知県男女共同参画社会づくり条例の規定にも違反し、決して許されるものではありません。

 この間、日本共産党県議会議員団は、ジェンダー平等を実現し、セクシュアル・ハラスメントをはじめ様々なハラスメントをなくし、あらゆる人の人権が保障される社会を目指して、県民の皆さんと力を合わせてまいりました。今後とも、いっそう取り組みを強めていく決意を表明し、声明といたします。